コンピュータの急速な進展は、印刷原稿の制作にも大きな変化をもたらしました。
例えば、従来の複数の工程が一つになったり、それまで不可能とされていたり、
もしくはかなりの時間と労力を必要としていたデザイン処理・加工を比較的容易に行えるようになったことなどが、
これにあたります。
そうした中で、プリプレス部は、平成8(1996)年、旧電算写植、デザイン、
メークアップそして製版の一部に所属していたスタッフを中心に組織されました。
もともと電算写植による文字組版では、その処理能力を自負していましたが、
さらに最新の機器とソフトウェアを導入し、デジタルによるメークアップや面付け、
フィルム出力、デジプレート出力等、一層のパワーアップで効率化をはかりながら、
他方、デザイン分野の強化にも努め、新たな企画、新しい仕事の進め方をご提案してまいります。
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プリプレス部 次長 溝口聖子
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平成8年の夏、毎日夕方2、3時間ずつ『DTPの基礎知識』について研修を受けました。
その研修は、新しく導入するDTP関連の機器・ソフトウェアの運用開始に際してのものだったのですが、
その内容は初歩の初歩であったにも関わらず、当時の私にとっては、
わけのわからない用語の連続で、正直自分はついていけるのか不安にもなりました。
でも、確かに悪戦苦闘の連続でしたが、今日の作業効率を考えれば、
もっと早い時期からデジタルに親しんでおけば良かったと思っています。
時には、ご機嫌斜めのMacをなだめすかしながら、これからも上手くデジタルと付き合っていきたいですね。
※DTP:Desk Top Publishing(デスク・トップ・パブリッシング)。
パーソナル・コンピュータなどを用いて、入力から出力までの作業を手軽に一貫して行うこと。
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プリプレス部製版課は、写真・イラスト等のスキャニングを行う画像入力のスタッフ、
コンピュータ・システム(CEPS)でのレタッチワークに従事するスタッフ、
そしてアナログによるレタッチワークを行うスタッフの大きく3つのグループによって構成されています。
顧客のニーズならびに、入稿される原稿の特性を十分に検討して、
可能な限りベストなクオリティーの保持に努め、かつ効率的な制作を心掛けてまいります。
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画像入力担当 黒川貴彰
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写真集や画集は当たり前の話ですが、その他のほとんどの印刷物にも、
写真やイラストなどが少なくとも1〜2点は載っています。そうした意味でも、
印刷原稿制作における、私たち画像入力に携わる者の責任の大きさをひしひしと感じています。
しかし、入稿される原稿もさまざまで、一流のプロカメラマンの撮影したものからスナップ写真まで、
まさに十人十色です。私たちは、印刷での色の再現性の範囲内で、
それぞれをそれなり以上にまで引き上げられるように、これまでに蓄積してきたノウハウ、
最新の機器・ソフトウェア、色に対する感性と、持てる全てを傾けて取り組んでいます。
※CEPS:Color Electronic Prepress System(カラー・エレクトロニック・プリプレス・システム)。
製版作業における、コンピュータを中心としたカラー画像統合処理システムの総称。 |
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